美容皮膚科学会2020:レーザートーニングの位置付け

美容皮膚科学会で、レーザートーニングの中間報告がありました。
天地を揺るがす内容ではなかったですか⁉︎¿!
オンラインで受講したので、会場にざわめきがあったのかどうか…とても気になります。
レーザートーニングは一般的に医療者に限らず、世間一般にも肝斑の治療としてすでに広まっています。
が、今回の中間報告、かなりあいまいでしたが、すなわち
「レーザートーニングは肝斑の根治的治療とは言えない」
という報告でした。
←解釈合っていますか⁇
他の学会の見解も気になりますが、美容皮膚科で公式認定されたら、レーザートーニング=肝斑の治療、という見方を医師も患者も改めることになります。
レーザートーニングを肝斑に推奨した医師の現在の見解も聞きたいです。議論すべき大事な話だと思います。
公式認定されるのは論文で、という話がありましたが、論文にならずとも、たくさんの医師が集まり意見交換した方が良いテーマだと思いました。レーザートーニングは症例数も、医師の経験もかなり多い治療だと思うので、実際の臨床での経験をたくさんの医師に伺いたい、というのが私の希望です。
私もレーザートーニングを使用していますが、治療のポジションは、肝斑や炎症後色素沈着の初期治療、です。
メラノサイトへの波及により色素脱失が生じるリスクはあまりに大きく、肝斑の単独治療として長期継続治療をすすめる勇気は私にはありません。
ですが、初期治療としての効果は他に変えがたいので、安全域を症例ごとに設定する苦労はしています。
こうなると、ピコトーニングの位置づけ、という問題も浮上します。多くの医師が集まり、レーザートーニングのコンセンサス、を得るための議論をしたいと強く感じた美容皮膚科学会でした。
学会会場でご挨拶させていただきたいと思いつつ、タイミングを逃してしまい、コメントさせていただきました。
トーニングを今まで、いくつかの施設で、おこなってきた身として思うことは、スキンケアなどの患者教育なども徹底されてるか否かで効果が異なること、またトーニングする手技に関しても、統一する必要性や議論をもっとして欲しいと感じました。また、先生とゆっくりお話しが出来る機会があれば是非お願いしたいです。