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IMCAS Asia 2021で感じた危機

CONFERENCE

残念ながらオンライン開催となったIMCAS Asiaでしたが、相変わらず顔面解剖のクォリティと開けたディスカッションは感動的な内容でした。

私が今回切実に感じた危機、それはやはり日本人の姿が見えないことでした。恐らく視聴している先生はたくさんいらっしゃるのでしょう。本当に英語が上手な日本人医師の発表も拝聴しました。ですが、一般の日本人医師の姿がIMCASで見られません。

今回驚いたのは、IMCASのLIVEが上海と繋がっており、上海の多くの医師が参加し、コメントする姿が見られたことです。

数年前美容皮膚科学会とIMCASと連携を意図した機会がありましたが、今回の上海の盛り上がりとは違って見えました。

IMCASはノンネイティブのディスカッションに寛容な学会だと思います。ほぼ全員がノンネイティブの英語力ですが、他のどの学会より意見交換が活発。流暢ではない英語でも発言は貴重な意見と扱われます。アジアの他の国の医師の積極的な発言は大変勉強になります。各国、少しずつ捉え方が異なり、毎回新しい視点に出会えることが大変貴重な経験です。

とにかくIMCASは高いクォリティの顔面解剖の知識を各国にシェアすることを意図しているのだと思いますが、東アジアに当たり前に広まっているこの知識が日本にだけ広がらないことに、私は危機感を覚えます。

特定の医師に限らず、美容医療を実践する全ての医師に共有されることが理想ですが、現状はいかがなものか日本の状況が気になりました。

解剖を知ることは安全で正しい医療実践のために不可欠であり、私たち医師も自信を持って治療にのぞめます。

日本の多くの医師がこの貴重な学びの機会に参加できるよう私に出来ることを考え続けています。

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